日本の礼儀作法は、相手を思いやる心、誠実に物事をなす信頼感が下地となって培われてきました。例えば「礼」。相手に頭頂部を見せることで敵意のないことを示すとともに、この場に赴いてくれたことに感謝を込めた行動です。しかし、こうした行動の意味を知っている人は、そう多くないのかもしれません。

礼儀作法やマナーを「知らない」ことで、良い人間関係を構築するチャンスを失っていることも、あるかもしれません。

プロデュースした婚活イベントでは、参加者同士が対面する前に、男性に対して「望ましい振る舞い方」をレクチャーしました。最初は及び腰だった男性たちの立ち姿、振る舞いが激変し、表情までもが輝きを増し、楽しいパーティーになりました。

マナーやコミュニケーションをテーマにしたセミナーなどで、講師を務める機会が増えています。海外とのパイプも、何らかの形で日本や山形県に生かそうと模索中。「より良いコミュニケーション、人間関係の構築は、まず『心』を伝えること。第一印象を良くし、気持ちを伝えるスキルは、日本人のDNAに刻み込まれているはずです。それを呼び覚ますお手伝いをすることで、まずはこの地域に活気をもたらしたい。伝統を『学ぶ』場としても、山形を売り込んでいきたい」と、夢を描いています。

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